WoWキツネザルさん=東京都渋谷区で2025年12月2日,尾崎修二撮影 気候変動やエネルギーをめぐる論争は,科学の専門用語や,立場による見解の違い,それに誤情報や偽情報も入り交じって,何が確かなことなのか分かりづらいことが多い, 党派的な対立を超えて,正しい認識を広げるためには,どのような態度が求められるのだろうか,クマ被害の原因はメガソーラー? 2025年11月,こんな動画がインスタグラムやXに投稿された, <こんな書き込みを見た! 「クマの被害が増えたのはメガソーラーが原因だ!」> 環境問題について解説するショート動画を投稿しているWoWキツネザルさん=ユーチューブから <不安が広がっているからこそ,これは本当なのか? 調べるざんす!> スマートフォンで気軽に見られる縦長のショート動画,顔を白黒に塗ったシルクハットの男性がテンポ良く話を切り出す,Advertisement <確かにあの大きなメガソーラー,なにかしら影響があるんじゃないのって思うよな> <アテクシ(私)は生態系を変えてしまうようなメガソーラーの建設は反対だ,だが,環境を守りたいからこそ冷静に判断したいと思っている> 動画投稿の主は「環境系エンターテイナー」を自称する「WoW(ワオ)キツネザル」さん(38),ユーチューブやSNSで環境問題や生き物の雑学などを発信してきた
ブランドコピー通販 一面に広がるメガソーラー(写真と本文は関係ありません)=福島県浪江町で2025年12月11日午後1時31分,本社ヘリから西夏生撮影 今回の動画では,クマ被害が深刻な秋田県のメガソーラー導入例は18年のゴルフ場跡地が最後だったことや,クマの出没や被害の増加とメガソーラーに直接的な因果関係は確認されていないことなどを紹介した, <クマの出没とメガソーラーが関係しているってのは,根拠のない書き込みってわけだ,あっぶねえ!> BGMはコミカルで,口調はほがらか,でも,内容は至ってまじめだ,山間部の人口減少などクマ出没の複合的な要因を解説し,こう締めくくった, <難しい課題は単純化して納得したくなるが,それは結果として解決から遠ざかる行為になりがちだ> <社会全体の問題だからこそ,思い込みや偏った視点には特に気をつけないとな> チームで製作,専門家が監修 ワオさんは,環境系イベントの司会や書籍の出版などで活躍の場を広げる中,「単に生き物の魅力を語るだけでなく,白黒つけるのが難しい話や,誤解が多い事柄を自分でちゃんと調べて扱いたい」と,24年秋からチームを組んでショート動画作りに力を入れている,WoWキツネザルさん=東京都渋谷区で2025年12月2日午後1時半,山口智撮影 製作チームのサイエンスコミュニケーターが内容をチェックし,テーマごとに専門家の監修を受ける,ユーチューブやインスタグラムなど複数のプラットフォームがショート動画の最長時間を3分に延ばしたことも追い風となった, 心がけているのは「正論を押しつけない伝え方」
ブランドバッグコピー 事実を示しつつ,科学的な正しさを振りかざして一刀両断はしない,エンターテインメントを心がけつつ,視聴者の不安や怒りにも寄り添う,「事実には白黒つけても,見てくれる人の感情には白黒つけない」 増える偽情報,誤情報 ウナギの国際取引,外来種,プラスチックごみ,電気自動車……,多様な話題を扱うが,25年は「メガソーラーが温暖化の原因ってほんと?」「メガソーラーは環境にいい?悪い?」などメガソーラー関連の動画を複数作った,投稿頻度は,下調べやチェック作業に時間を要するため,週1本程度がせいぜいだ
ブランドコピー品 スマートフォン(写真はイメージ)=貝塚太一撮影 25年は特に夏の酷暑や,北海道・釧路湿原などでのメガソーラー開発問題がクローズアップされ,気候変動や再生可能エネルギーへの関心が高まった,それにつれ,ネット上には根拠の乏しい情報も増えている, ワオさんは「1次情報に近づくことがどんどん難しい時代になっている」と語る,物価高などの影響で余裕のない人たちが増えていることも相まって,「みんな生きるのに精いっぱい,自分で調べる余裕がなければ,特定のイデオロギーに利用されたり,分かりやすい誰かの言葉に頼ったりする人が増えるのも自然なこと」とも感じる,一旦立ち止まって WoWキツネザルさん=東京都渋谷区で2025年12月2日午後1時52分,山口智撮影 「中国から金もらってんだろ」,メガソーラー関連の動画にこんなコメントが書かれたこともあるが,ごくわずか,大半は「わかりやすくて勉強になった」「一概に『これが悪い』とかではなく,しっかりメリットとデメリットを理解した上で発言,考えることが大切ですね」などと冷静な声が多い
スーパーコピー財布 ワオさんは言う,「ぼくらの動画を通じて
スーパーコピー靴 『これって私の思い込みだったのかな?』と一旦立ち止まったり,『シェアしにくかった問題だけど,これなら友達にシェアできるかも』と思ってもらえたりしたらうれしい」【尾崎修二】